導入事例

Case Study

プレシーズの森「里山プロジェクト2030」第①弾 「準絶滅危惧種の観察・調査」 ほか

 

プレシーズの森 里山プロジェクト2030_ロゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「プレシーズの森」は、今年 活動10周年を迎えます。

今年、私たちはプレシーズの森「里山プロジェクト2030」として
従来の里地里山保全活動に加え、自然共生サイト・OECMへの
モリ田守センター(プレシーズの森)申請・登録を目指し、
教育機関や地域社会との連携による
新たなステージを目指しています。

 

プロジェクト第1回目の活動を写真と共に
報告させていただきます。

 

 

 

 

■第①弾 企画内容

プレシーズの森「里山プロジェクト2030」

 

 1.準絶滅危惧種(特定植物※)の観察・調査
    ※具体的な植物名は保護のため、伏せております。ご了承ください。

 

 2.里地里山保全活動
   耕耘、電柵、草刈り、鳥獣被害対策など

■実施日時:2023年3月4日(土)-5日(日)

 

表紙①大_プレシーズの森_集合写真_20190914_142719

 

栃木県佐野市葛生町の合同会社モリ田守センターの協力のもと、
地球課題を解決するヒントを学べる森[里山]として、
伝統的な里山文化を継承する場として、
2013年に「プレシーズの森」を開設し、
10年に渡り、里地里山保全活動を行ってきました。

 

「プレシーズの森」では、休耕田を復活することで、
人工林、自然林、竹林、さわ、田畑、水源などで構成された
豊かな自然環境を守り、人と森との繋がりを学び、育む、
活動を続けています。

 

30by30_logo_size

 

また、昨年は環境省が主導する

「生物多様性のための30by30アライアンス」へ参画しました。

 

 

 

ここからは、プレシーズの森のイメージキャラクター

【フクちゃん】

から、案内してもらいましょう!

※フクちゃんは、プレシーズの森で巣作りをして
住んでいるフクロウです。

フクちゃん1_羽


1.準絶滅危惧種(特定植物※)の自家受粉作業・観察 記録
●テーマ:環境復元

 農家の庭先にある準絶滅危惧種を環境復元することで、 里山の元の姿を守るプロジェクトです。
※本「環境復元」への取組みは、 宇都宮大学 大久保先生、守山先生よりご助言いただき、活動を始めました。
 複数年に渡る長期プロジェクトとして第一歩を踏み出しました。

 

最初に行ったのは、里山へ戻すための種を用意すること。

その為に、次年度を目指して自家受粉を行いました。

フクちゃん2_質問_自家受粉

赤堀雅人さん

私は、「プレシーズの森」を含む【モリ田守センター】の田んぼや畑、森林、沢田、水源や様々な生き物などを調査・管理しています。また、稲作・大麦の栽培とともに里山の植生・鳥獣対策なども行なっているんですよ。「プレシーズの森」に来てくださった皆さんに、農作業の方法や森林学習などを行ってきました。 また、宇都宮大学の非常勤講師も兼任しています。

 

今回の準絶滅危惧種の花を、里山へ戻すプロジェクトのために、「自家受粉」や「根ごと移植」する方法等を行いました。

 

「自家受粉」とは、同一の花の雄しべと雌しべの花粉で受粉して、受精が成立して、種子を作ることを指すんですよ。一方、「他家受粉」は、雨風などの自然や、虫、鳥類、人などに運ばれてきた異なる花・株の花粉が付いて受粉することをいいます。

 

今回の準絶滅危惧種の花の種を取るために「自家受粉」の方法で行ったのは、「元の株」に近いものを里山に戻すためです。「他家受粉」を行うと、遺伝子の異なる種となるため、避けました。

 

 

230304_1_自家受粉作業の説明230304_2_自家受粉作業中

 

雄しべから雌しべの柱頭に、花粉を擦りつけることで自家受粉させます。
参加メンバー全員で、綿棒を使って、手分けをして、「自家受粉」を行いました。

 

230304_3_顕微鏡

また、花びらをシャーレにいれて、顕微鏡で
拡大して、雄しべ、雌しべを皆さんで、観察してもらいました。

 

準絶滅危惧種(特定植物)を環境復元し、
里山の元の姿を守るプロジェクトは始まったところです。

これからも進捗を随時、ご報告します。

 

 

 


2.里地里山保全活動(耕耘、電柵、草刈りなど)

萩原2

 

 

 

 

 

私はプレシーズ 萩原です。

「プレシーズの森」を担当しています。

これから、連載で「里山プロジェクト2030」の事を

色々な角度でご紹介させていただきます!

 

昨年末から今年の農作業を始めました。

5-6月に田植えが出来るように、3月の下準備として、草刈りを行い、耕運機を使って耕しました。

刈った草は、草が養分になるので、田んぼに撒いて、耕耘します。

 

 

 

 

 

 

IMG_5258_冬景色のプレシーズの森 耕運機と草刈りIMG_0909

 

フクちゃん_鳥獣被害対策

 

フクちゃん、ありがとう。

 

そうなんです。

 

昨年は残念ですが、田植えをした稲がイノシシ被害にあってしまいました。

そのため、稲刈りが出来ませんでした。

 

昨年 田植えに参加いただきました

皆さま、申し訳ございませんでした。

 

昨年の反省を元に、今年は、稲を守るため、

猪・鹿などの鳥獣被害対策として、新たに電柵作りをしました。

しっかりと地面に竿を打ち込んで、グルリと田んぼの周りに電柵を打ち込む

作業をしました!

 

鳥獣被害も、農業のリアルな現実です。

対策の作業を通して、身をもって体験いたしました。

菅原さんと萩原 電柵作業_n

 

今回の第一弾の報告は以上です。

 

 

「プレシーズの森」 【田植え農業体験】

6月3日(土)予定です!

詳しくは、改めてご案内いたします!

 

皆さま、是非 ご検討、ご参加お願い申し上げます。

新緑の季節の田んぼは、水も、風も、森も、気持ちが良いですよ~

 

お申込み・お問い合せは、以下メールの「プレシーズの森」

担当 萩原までお願い申し上げます!

MAIL:mails@preseez.co.jp

フクちゃんまとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*イラストレーション:芦村美保

 


 

 

<これまでの「プレシーズの森」活動 報告>

◎【プレシーズの森】2021年6月 田植え活動報告 動画はこちら(約2分)

https://youtu.be/-RIAARxlocM

21年田植え動画

 

◎【プレシーズの森】2021年10月 稲刈り活動報告 動画はこちら(約3分)

https://youtu.be/5NNomXF3-C0

21年稲刈り動画

 

 

●「生物多様性のための 30by30 アライアンス」について(環境省)
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/

 

●「30by30アライアンス 参加団体一覧 / 活動事例」(環境省)
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/case/

 

●「プレシーズの森」活動報告PDFはこちら

30by30AllianceActivities_活動紹介_プレシーズの森

 


◎「プレシーズの森」「森に帰る紙 エシカルプラス」ご案内
https://www.preseez.com/service/ethical/

 

 

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